Microsoftは開発者会議「BUILD」で、サーバOSと統合開発環境(IDE)の次期版を発表し、開発者向けプレビュー版をリリースした。
米Microsoftは9月14日(現地時間)、アナハイムで開催の開発者会議「BUILD」で、次期サーバOS「Windows Server 8(コードネーム)」を発表した。開発者向けプレビュー版がMSDNのページからダウンロードできるようになる見込みだ。
Windows Server 8は、「Hyper-V 3.0」を含む300以上の新機能を搭載し、前日に発表したクライアントOS「Windows 8」同様のMetroスタイルのユーザーインタフェースを備える。大きな特徴は、「Windows Azure」の技術を応用し、クラウドに最適化したことだという。同OSでは、マルチテナントのプライベートクラウドを構築できる。
同社はまた、次期統合開発環境(IDE)の「Visual Studio 11(コードネーム)」も発表した。MSDN加入者は、開発者向けプレビュー版をMSDNのダウンロードページから入手できる。Visual Studio 11では、Windows 8向けのMetroスタイルアプリをJavaScript、C#、Visual Basic、C++を使って構築できる。
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