昨年10月発売の「iPhone 4S」効果で、12月の米新規スマートフォン購入者シェアでは、トップのAndroidと2位のiOSの差はわずか2.4ポイントだった。
米調査会社Nielsenが1月18日(現地時間)に発表した2011年第4四半期(10〜12月)の米スマートフォン市場に関する調査データによると、OS別の新規スマートフォン購入者(10〜12月の3カ月)数で米AppleのiOSがその前の3カ月よりシェアを19.4ポイント伸ばし、首位の米GoogleのAndroidとの差を縮めた。
新規購入者シェアを12月だけで見ると、Androidが46.9%でiOSが44.5%と、その差はわずか2.4ポイントだ。Appleは昨年10月に「iPhone 4S」を発売した。iPhoneの過去3カ月の新規購入者中、57%がiPhone 4Sを購入したという。
スマートフォン利用者シェアでは、順位は前回と変わらず、1位のAndroidは3.3ポイント増の46.3%、2位のiOSは2ポイント増の30%、3位のカナダResearch In Motion(RIM)のBlackBerryは3.1ポイント減の14.9%だった。
携帯電話全体に占めるスマートフォンの割合は、前回より3ポイント拡大して46%になった。過去3カ月の新規購入者では60%に上った。
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