米Appleと韓国Samsung Electronicsは、米スマートフォン市場で2012年も好調なスタートを切るようだ。米調査会社ChangeWave Researchが1月9日(現地時間)に発表した米国在住の消費者を対象とする調査の結果によると、90日以内に購入したいスマートフォンとして最も多かったのがiPhoneで、2位がSamsung端末だった。
ChangeWaveが昨年12月に米国在住の4000人を対象に実施した調査では、90日以内に購入したい次のスマートフォンとして54%がAppleのiPhoneを挙げた。iPhone 4S発売前の昨年9月の調査時より11ポイント減ってはいるものの、圧倒的な首位だった。
前回、米Motorolaと同列3位(2位は台湾HTC)だったSamsungは、13%と前回の約3倍で2位になった。ChangeWaveは、Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)搭載「GALAXY Nexus」の発売が、Samsung躍進の主な要因とみている。Samsungは第1四半期中にGALAXY S IIやGALAXY NoteなどのAndroid 4.0へのアップデートを計画している。
同時に発表したスマートフォンの満足度調査結果では、iPhoneユーザーの4人中3人(75%)が「非常に満足」と答えた。SamsungとHTCが同率の47%、Motorolaが45%だった。
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