韓国のSamsung Electronicsと米Googleは10月19日(現地時間)、香港で開催したメディア向け発表会において、GoogleブランドのAndroid端末「GALAXY Nexus」を発表した。同日発表の次期モバイルOS「Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)」を搭載する初のスマートフォンだ。
筐体はボトムに向かって厚みを増す流線型で、滑りにくい素材を採用して持ちやすさを工夫したという。ハードウェアボタンはAndroid 4.0の仕様により、従来のAndroidスマートフォンにあった「メニュー」「ホーム」「戻す」の物理ボタンはソフトウェアボタンに置き換えられた。
ディスプレイ4.65インチ(解像度1280×720)の「HD Super AMOLED」を搭載し、プロセッサは1.2GHzのデュアルコア。カメラは500万画素と130万画素の2台を搭載し、ストレージは16Gバイトと32Gバイトの2モデルがある。ネットワークはHSPA+/HSUPA、EDG/GPRに対応する。LTE対応版も地域によっては提供するという。サイズは135.5×67.94×8.94ミリで重さは135グラム。
米国のほか、日本でも発売する。GoogleブランドのAndroidが日本で販売されるのはこれが初めてだ。日本ではNTTドコモが提供する。発売は11月になる見込みだ。
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