Snow Leopardのアップデートに不具合発覚、Appleが再リリースで対処

「セキュリティアップデート2012-001 v1.1」がMac OS X v10.6.8(Snow Leopard)向けに公開された。

» 2012年02月07日 07時30分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Appleが2月1日に公開したMac OS X v10.6.8(Snow Leopard)のセキュリティアップデートに不具合があったことが分かり、問題を修正するためのアップデートが米国時間の4日までに再リリースされた。

 Mac OS Xのアップデートは1日付でバージョン10.7(Lion)向けの「OS X Lion v10.7.3」と、10.6.8(Snow Leopard)向けの「セキュリティアップデート2012-001」が公開されたが、このうちSnow Leopard向けのアップデートに不具合が発覚した。

 米セキュリティ機関のSANS Internet Storm CenterやMac専門セキュリティ企業Integoによれば、同アップデートを適用後、Rosetta環境(Intelプロセッサ搭載MacでPowerPC用のアプリケーションを使用するための環境)で実行しているアプリケーションに互換問題が生じ、システムが起動できなくなったなどの報告が相次いでいたという。

 Appleはこの問題に対応して、「セキュリティアップデート2012-001 v1.1」をMac OS X v10.6.8向けにリリースした。リリースノートでは、先のアップデートに含まれていたImageIOのセキュリティフィックスを削除することにより、互換問題を解決したと説明している。

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