Twitterが右から左に読む言語に初めて対応した。Twitterを遮断したことのあるエジプトとサウジアラビアの公用語の他、ヘブライ語とウルドゥー語が加わった。
米Twitterは3月6日(現地時間)、アラビア語、ペルシア語、ヘブライ語、ウルドゥー語に対応したと発表した。右から左に読む言語に対応するのはこれが初めてだ。
今回サポートした言語を公用語としている国として、国境なき記者団(RSF)が「インターネットの敵」リストに挙げているイラン(ペルシア語)とサウジアラビア(アラビア語)がある。また、アラビア語を公用語としているエジプトは革命後リストから外されたが、度々Twitterを遮断している。
なお、ヘブライ語はイスラエルの公用語で、ウルドゥー語はパキスタンとインドで使われている。
これらの言語をサポートするに当たっては、エジプトの学生やサウジアラビアのブロガー、英BBCのジャーナリストなど、1万3000人に上るボランティアが協力したという。1月25日にこれら4つの言語をTwitter Translation Centerに追加してから、記録的な速さでサポートにこぎ着けたとしている。
同社の開発チームは、右から左に読む言語でハッシュタグや数字が問題なく表示されるように特別なツールを構築したという。
これで、Twitterがサポートする言語は28カ国語になった。
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