Apple、脆弱性を解決した「iTunes 10.6」を公開――Windows版も

脆弱性を悪用された場合、iTunes Storeを閲覧中に中間者攻撃を仕掛けられ、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。

» 2012年03月12日 07時50分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Appleは3月7日(現地時間)に公開したメディア管理ソフトの最新バージョン「iTunes 10.6」で、深刻な脆弱性を多数修正した。

 同社のセキュリティ情報によると、今回のバージョンで修正されたiTunesの脆弱性は、いずれもオープンソースのWebレンダリングエンジン「WebKit」のメモリ破損問題に起因する。この問題を悪用された場合、iTunes Storeを閲覧中に中間者攻撃を仕掛けられ、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがあった。

 iTunes 10.6は、Mac OS XおよびWindows 7/Vista/XP SP2以降に対応している。

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