4月にAndroidアプリをリリースし、Facebookに買収されることが発表されたInstagramの米国における4月のユニーク訪問者数が、前月比78%増の1459万人に上った。
写真共有サービスInstagramの4月の米国におけるユニーク訪問者数が、前月比で78%と急増し、1459万人に上ったことが、米調査会社comScoreが5月24日(現地時間)に発表した調査結果で明らかになった。
同サービスを提供する米Instagramは、4月3日に米GoogleのAndroid端末向けアプリをリリースし、9日には米Facebookが同社を10億ドルで買収すると発表した。Instagramは買収完了後も独立した子会社として存続し、サービスも継続される見込みだ。
Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは5月11日、株式公開前の投資家向け説明会で、Instagramのユーザー数が、買収を発表した段階の3000万人から5000万人に増加したと語った。
なお、Facebookは5月24日、Instagramと競合する写真共有アプリ「Facebook Camera」を米国でiOS向けに公開した。
4月の米国におけるユニーク訪問者数ランキングは、1位がGoogleのWeサイト(YouTubeなどを含む)で1億8900万人、2位はMicrosoftの1億7120万人、3位はYahoo!の1億7090万人だった。Instagramを買収するFacebookは4位で、ユニーク訪問者数は1億5869万人だった。
ソーシャルサービスサイトとしては、Twitterが24位(4049万人)に、LinkedInが27位(3647万人)に、Tumblrが47位(2350万人)にランクインしている。
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