埼玉高速鉄道、落し物の管理システムの刷新で受取体制を強化

埼玉高速鉄道は6月1日から新たな遺失物管理システムの稼働を始める。

» 2012年05月31日 11時54分 公開
[ITmedia]

 埼玉高速鉄道は、このほど遺失物管理システムを刷新して6月1日から本格稼働を始める。リニューアルを支援した日立ソリューションズが5月31日に発表した。

 新システムは遺失物の情報を一定の精度や粒度で管理できるようにした。赤羽岩淵〜浦和美園の各駅で拾得された遺失物は、浦和美園のお忘れ物センターに保管され、その際に遺失物タグ印刷機能で出力された管理用タグをバーコードリーダーで一括してチェックし、遺失物情報の管理を高い精度で行えるようにした。

 これらにより、遺失物の検索にかかる時間が大幅に短縮され、拾得された駅以外の駅で遺失物の引き渡しができるなど、接客対応の品質向上を見込む。リニューアルには日立ソリューションズの「遺失物管理ソリューションを活用しているという。

遺失物管理システムの仕組み

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