Adobe、Android 4.1へのFlash Player非対応を再発表

Adobeが昨年11月に発表した次期AndroidへのFlash Playerの非対応を再確認し、8月15日以降はGoogle Playからの新規インストールをできなくすると説明した。

» 2012年06月29日 15時44分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Adobe Systemsは6月28日(現地時間)、米Googleが27日にGoogle I/O 2012で発表した次期モバイルOS「Android 4.1(コードネーム:Jelly Bean)」に「Flash Player」を対応させないと発表した。同社は昨年11月にモバイル版Flash Playerの開発中止を発表している。

 Adobeは、Android 4.0までを搭載する端末向けのセキュリティ関連やバグ修正のアップデートは今後も行うが、Flash PlayerをAndroid 4.1以降に対応させる開発・テストは行わず、動作を保証しないという。

 また、8月15日以降、Flash Playerがインストールされていない端末ではGoogle PlayからFlash Playerを新規にダウンロード・インストールできなくなる。現在Flash Playerがインストールされている端末でも、Android 4.1にアップグレードした場合はFlash Playerの動作を保証しない。Android 4.1にアップグレードする場合は、事前にFlash Playerを削除するよう勧めている。

 flash Google PlayのFlash Playerのページ

 なお、Flashアプリの実行環境「Adobe AIR」の提供およびPC版Flash Playerの開発は継続する。

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