Facebookが4月に発表した写真共有サービスInstagramの買収がようやく完了した。Instagramは、写真投稿数が50億枚を超えたことも発表した。
米Facebookは9月6日(現地時間)、4月に発表した米写真共有サービスInstagram買収を完了したと発表した。買収は3億円の現金と2300万株の普通株式で行われるので、6日のFacebookの終値(18ドル96セント)で換算すると、買収総額は約7億3600万ドルになる。
Instagramの従業員はサンフランシスコからFacebookのメンロパークにある本社キャンパスに移るが、Instagramは独立した傘下企業として存続し、サービスの提供も従来通り継続する。FacebookはInstagramのチームと共同でInstagramのモバイル体験を向上させていくとしている。
Instagramは買収完了を報告する公式ブログで、同社のアプリから投稿された写真の累計数が50億枚を突破したことも発表した。同社は7月には、ユーザー数が8000万人を、累計写真枚数が40億枚を突破したと発表している。Facebookが同社の買収を発表した4月の時点のユーザー数は5000万人だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.