GoogleトレンドにGoogle Insights for Searchが統合され、検索キーワードを総合的に分析できるツールになった。
米Googleは9月27日(現地時間)、検索トレンド分析ツール「Google Insights for Search」を、キーワードの検索頻度参照ツール「Google Trends(Googleトレンド)」に統合したと発表した。
Googleトレンドは、2006年にスタートし、2008年に日本語にも対応した検索データ分析サービス。キーワードを入力すると、2004年から現時点までにそのキーワードの検索回数推移が表示される。期間を設定したり、複数のキーワードを比較することも可能だ。また、Google検索上で急速に注目を集めるキーワードを確認する「Hot Trends(日本では「急上昇ワード)」機能もある。今回、日本語の「Hot Trends」の表示が米国版と同じようにビジュアルになった。本稿執筆現在の日本の急上昇ワードのトップは「台風」だ。
Insights for Searchは、2008年にスタートし、2009年に日本語化された検索キーワードの人気度動向の分析ツール。キーワードの人気度の推移、地域別の人気度、関連キーワードを表示できる。
この2つのツールが統合され、1つの画面で表示できるようになった。
例えば、「iPhone, Android」の検索結果は以下の通りだ。
これらのグラフと地図はHTML5ベースのGoogle Chart Toolsで構築されているので、モバイル端末でも最適化されて表示される。
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