米Googleは12月7日、Google検索の結果にリアルタイムの動的ストリームを追加したと発表した。検索結果のページに、従来の検索結果とともに「Latest results for 〜」として数秒前に投稿されたツイートやニュース、ブログなどがスクロール表示される。
Latest resultsの部分をクリックするか、検索オプションの「Latest」(従来は「Recent Result」だった)を選択すると、リアルタイムな検索結果のみを表示できる。検索結果にはニュースやブログの記事のほか、Twitter、FriendFeed、Jaikuなどへの投稿が含まれる。ユーザーは検索結果をフィルタリングすることで、マイクロブログのアップデートだけを表示させることもできる。
この機能は、米AppleのiPhoneおよびAndroid搭載スマートフォンでも利用できる。
新機能追加にともない、検索キーワードの傾向をランキングなどで表示するGoogle Trends」サービスをβから正式版に更新し、新たな機能としてネット上に公開されるリアルタイムのトピックスを表示する「hot toics」を追加した。
Googleは、このリアルタイム検索機能は10以上の新技術によって1日当たり10億以上のドキュメントを監視し、何億ものリアルタイムの変化を処理することで可能になっているとしている。また、10月21日に発表したTwitterとの提携に加え、Facebook、MySpace、FriendFeed、Jaiku、Identi.caとも提携し、これらのサイトのアップデートをリアルタイム検索結果に取り込んでいる。
新機能は英語版のみで、数日のうちに世界中で公開する。現在はGoogle Trendsのhot topicをクリックすることで、新機能を試すことができる。
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