これまで削除されてリンク切れになっていた著作権者の要請を受けて対処されたツイートが、「このツイートは非表示になっています」と表示されるようになった。
米Twitterは透明性の向上を目的に、削除要請のあったコンテンツに関する対処方法を変更した。同社の法政策担当マネジャーが11月4日(現地時間)、「(削除要請のあった)ツイートを削除(remove)ではなく非表示(withhold)にするようにした」とツイートした(GIGAOMより)。
従来、ツイートに対してDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく著作権者からの削除要請があり、Twitterがそれを認めた場合、当該ツイートは削除され、そのツイートのリツイートなどのURLをクリックするとリンクエラーになっていた。
変更後は、当該ツイートのURLをクリックすると、以下のように「<@ユーザー名>からのこのツイートは著作権者からの報告により非表示になってます。詳しくはこちら」と表示される。
添付画像や動画の場合は以下のように表示される。
Twitterが7月に公開した「Transparency Report」によると、2012年上半期、著作権保有者からのコンテンツ削除要請は3378件あり、5275件のツイートと599件の画像あるいは動画が削除された。
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