米国のホリデーシーズンにおけるネット販売の売上高は昨年に続いて過去最高を更新した。
米調査会社comScoreが12月23日(現地時間)に発表した米国における年末商戦に関する調査報告によると、11月3日〜12月23日のオンライン販売売上高は前年同期間比16%増の387億ドルだった。
51日間で最も売上高が多かったのは昨年と同様にサイバーマンデー(感謝祭明けの月曜日で今年は11月26日)で、17%増の14億6500万ドル。昨年よりもクリスマスプレゼントを直前に購入する傾向が強まったようで、12月17日〜21日の、クリスマス前の最後のウィークデーの売上高が、前年比53%(36億8600万ドル)増と大きく伸びた。comScoreはこれを、17日にオンラインショップで無料配送サービスがスタートしたことと、クリスマス必着の無料配送サービス期間が昨年より長くなった影響とみている。
期間 | 2011年 | 2012年 | 増加率(%) |
---|---|---|---|
11月1日〜12月21日 | 33,479 | 38,690 | 16 |
感謝祭(11月22日) | 479 | 633 | 32 |
ブラックフライデー(11月23日) | 816 | 1,042 | 28 |
感謝祭週末(11月24〜25日) | 1,031 | 1,187 | 15 |
サイバーマンデー(11月26日) | 1,251 | 1,465 | 17 |
グリーンマンデー(12月10日) | 1,133 | 1,275 | 13 |
12月17日〜21日 | 2,412 | 3,686 | 53 |
オークションおよび大企業による購入を除く(資料:comScore) |
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