Acerが、タブレットを“キーボードケース”に収納してUltrabookとしても使えるコンバーティブルWindows 8端末「Aspire P3」をはじめとするWindows端末3モデルと7.9インチのAndroidタブレットを発表した。
台湾Acerは5月4日(現地時間)、Windows 8搭載のUltrabook/タブレット「Aspire P3」を発表した。同日米国で、希望小売価格799.99ドルで発売した。
タブレットにもなるUltrabookは既に中国Lenovoやエプソンダイレクトなどが販売している。
Aspire P3の脱着方式はLenovoの「ThinkPad Helix」とは異なり、キーボード付きカバー(Acerは“キーボードケース”と呼んでいる)状になった本体からタブレット部分を外す、米MicrosoftのSurfaceと似た方式だ。
Ultrabook状態での重さは約1388グラムで厚さは約19.56ミリ(タブレット部分の重さは790グラム、厚さは9.95ミリ)。バッテリーは通常の操作では6時間持続するという。
プロセッサは米IntelのCore i3あるいはCore i5を搭載し、ストレージは60Gバイトか120GバイトのSSD。フロントカメラと、(タブレットで利用できる)500万画素のバックカメラ、フルサイズのUSBポート、HDMIポートを備える。ディスプレイは11.6インチ(1366×768)。キーボードはフルサイズで、タッチパッドはない。オプションでキーボードケースに収まるスタイラスを追加できる。
Acerは同日、デスクトップPCとしても利用できるノートPC「Aspire R7」、タッチ対応の薄型ノートPC「Aspire V5(アップデートモデル)」「Aspire V7」、Android搭載の7.9インチタブレット「Iconia A1」も発表した(各リンク先は英文のプレスリリース)。
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