浜松市は「FUJITSU DataPlaza ソーシャルメディア分析ツール」を活用し、市民の潜在的な期待や問題意識、市内外から見た浜松市の印象などを分析するプロジェクトを始めた。
静岡県浜松市は、ソーシャルメディア分析ツールを活用して市民の声を可視化し、市政に活用するプロジェクトを始めた。システムを提供した富士通が11月13日に発表した。
ビッグデータ分析を通じ、浜松市に対する人々の思いや期待を発掘するというプロジェクト。富士通の「FUJITSU DataPlaza ソーシャルメディア分析ツール」の活用で、浜松市が持つデータやソーシャルメディア上のデータを複合的に分析。市民の潜在的な期待や問題意識、市内外から見た浜松市の印象などを見出すのが狙いだ。
分析対象は、浜松市が保有する市民アンケートデータや市民インタビューのテキストデータのほか、「浜松」という言葉を含むブログ記事やソーシャルメディア上での発言など。分析結果は浜松市の将来像を議論する「浜松市未来デザイン会議」で活用し、2015年度以降の市政計画に反映していくという。
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