2013年第3四半期のサーバ市場は2桁成長――IDC調査

メインフレームとx86サーバがプラス成長をけん引し、x86サーバでは平均単価が7.1%アップした。

» 2013年12月16日 12時18分 公開
[ITmedia]
2013年第3四半期 国内サーバー市場ベンダーシェア(出荷額ベース)、出典:IDC Japan

 IDC Japanは12月16日、2013年第3四半期(7〜9月)の国内サーバ市場動向を発表した。同四半期の市場規模は前年同期比12.2%増の1317億円、出荷台数も同0.6%増の15万6000台だった。

 同四半期は、メインフレームの出荷額が前年同期から58.3%増加して350億円を突破し、2年半ぶりに350億円を超えた。官公庁と金融業向けの複数の大型案件が牽引し、大型のシステム更新需要がピークを迎えている。

 x86サーバでも出荷額が同19.4%増となり、4四半期連続の成長となった。一方、RISC&IA64サーバは56.9%減少し、7四半期連続のマイナス成長だった。出荷額ベースのベンダー別シェアの順位はNEC、富士通、IBM、日立、HPとなっている。

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