シスコ、シグネチャレスのマルウェア対策を提供

レピュテーションやサンドボックス解析などを利用して未知のマルウェアを検知するする仕組みをオプション提供する。

» 2014年03月05日 14時20分 公開
[ITmedia]

 シスコシステムズは3月5日、マルウェア防御の新機能「Anti Malware Protection(AMP)」の提供を発表した。Web/メールセキュリティアプライアンスやクラウド型のWebセキュリティサービスのオプションとして利用できる。

 新機能は、同社が2013年に買収したSourcefireの仕組みを利用し、ファイルレピュテーション(評判)やサンドボックス(仮想環境)での解析などを通じて、定義ファイルに依存することなく、新手のマルウェアを迅速に検知できるようにする。

 併せて、2013年にCognitive Securityから取得した脅威解析の「Cognitive Threat Analytics」をWebセキュリティサービスのオプションに追加した。行動モデルと異常検出機能を使って、マルウェアなどの悪質な行動をネットワーク内で迅速に検知するという。

 同社ではAMPに対応するセキュリティアプライアンスの新製品「FirePOWER 8300シリーズ」の4モデルも提供。スループットは15〜60Gbpsで、スタッキング構成などもできる。

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