GoogleはAppetasのサービスを、「Googleプレイス」や「おみせフォト」などと同様にビジネスオーナー向けに提供するとみられる。
米Googleがレストランサイト構築サービスの米Appetasを買収した。Appetasが5月7日(現地時間)、公式ブログで発表した。
Appetasは2012年創業の、ワシントン州シアトルに拠点を置く非公開企業。レストランやショップがモバイル対応のWebサイトを構築・運営するのをサポートするサービスを提供している。
AppetasはGoogleで「これまで学んだ技術を生かしてGoogleでより良いサービスを提供していく」という。現行のビジネスオーナー向けサービスは終了する。
Googleはショップやレストランなどのビジネスオーナー向けサービス「Googleプレイス」を提供しており、ビジネスオーナーがGoogle検索やGoogleマップの検索結果に店舗情報を表示するのをサポート(おみせフォトなど)している。Appetasもこうしたサービスとして統合していくとみられる。
Googleは地域情報サービス強化のため、2011年にはレストランガイドのZagatを買収した。同社はかつて、地域のショップなどのレビューを掲載する米Yelpを買収しようとしたが、合意にいたらなかったと報じられている。
Yelpは現在、1億2000万人の月間ユニークビジター数を誇る巨大ソーシャルサイトに成長し、日本にも上陸した。
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