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モバイル版Google Mapsが大幅アップデート 車線変更やUberアプリとの連係など

» 2014年05月07日 07時21分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは5月6日(現地時間)、AndroidおよびiOS版の「Google Maps」をアップデートし、幾つかの新機能を追加した。同日から全ユーザーに“ローリングアウト”していく。

ナビで車線変更や別ルートを提示

 ターンバイターン方式のナビで、車線が複数ある交差点に近づいたときに、音声ガイド付きで車線変更を促す。米国とカナダでは高速道路の出口でも通知する(日本ではまだ使えない)。

 画面右下の「別経路アイコン」(下図参照)をタップすると別ルートがグレイで表示され、これをタップすると選択したルートでのナビが再開する。交通状況の色分け表示と併用すると便利そうだ。

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オフライン地図機能

 Android版Google Mapsにはバージョン5.0からオフライン機能があるが、検索した地域の地図を手軽に保存できるようになった。検索結果が保存可能な場合はストリートビューの下に「Save map to use offline」と表示されるので、これをタップすると保存できる。独自の地図名を付けることも可能だ。保存した地図は、検索枠の右隣にあるプロフィールアイコン(人型のアイコン)をタップするとリストとして表示される。

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検索結果に営業時間や価格帯のフィルター

 レストランやカフェなどの検索結果に、リアルタイムで営業中かどうか、価格帯、ユーザーによる評価でフィルタリングできるようになった。検索結果の右上にフィルターアイコンが表示されるので、これをタップしてフィルターを設定する。

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Uberとの連係

 スマートフォンアプリからハイヤーの配車を頼める「Uber」が、経路検索結果の候補に表示されるようになる(日本でも対応するかどうかは不明)。端末にUberアプリをインストールしていると、検索結果にUberでの所要時間が表示される。これをタップするとUberアプリが起動する。

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