4月末にMicrosoftによる買収が完了したNokiaのハードウェア部門でLumiaシリーズのカメラ技術に従事していたエンジニアが、6月からApple入りするとツイートした。
フィンランドNokiaで画像処理技術「PureView」の開発にたずさわった中核メンバーの1人、アリ・パーティネン氏が米Appleに入社する。同氏が5月9日(現地時間)、自身のTwitterで明らかにした。
同氏のLinkedInによると、2007年に画像品質担当/モバイル端末の上級設計エンジニアとしてNokiaに入社し、2013年7月〜2014年5月にLumiaシリーズの写真関連のリーダーを務めた。記事末の動画は、2012年に「Lumia 920」のカメラ性能を「HTC Vivid」と比較するデモを行っているパーティネン氏だ。
パーティネン氏が所属していたNokiaのDevice and Services部門は4月25日、米Microsoftによる買収が完了している。
パーティネン氏はAppleでどのような仕事に従事するかについては明らかにしていないが、モバイル端末のカメラ関連に取り組むとみられる。
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