YouTubeのオーディオライブラリに音楽に加えて銃声やドアの閉まる音などの効果音が追加され、ゲームプレイ動画投稿者待望の60fps対応やファンが気に入ったチャンネルに寄付できる「Fan Funding」機能なども近く登場する。
米Google傘下のYouTubeは6月26日(現地時間)、YouTubeのクリエイター向けの幾つかの新サービスや新機能を発表した。即日利用できるものもある。
昨年9月に登場した著作権フリーの楽曲をダウンロードできる「オーディオライブラリ」に効果音を集めた「音声」タブが追加された。
音楽同様に著作権フリーで、無料で使える。銃声や叫び声、ドアがきしむ音、動物の鳴き声などが20のカテゴリに収められている。検索もできる(ただし本稿執筆現在日本語には対応していない)。
自分のチャンネルのパフォーマンスをチェックしたり、コメントに返信したりできるモバイル版チャンネル管理ツール「YouTube Creator Studio」がGoogle Playで公開された。iOS版も間もなく公開される見込み。
これまで30fpsまでしかサポートしていなかったが、向こう数カ月以内に48/60fpsをサポートする。ソニーのプレイステーション 4(PS4)やMicrosoftのXbox Oneではゲームプレイを60fpsで録画できるが、これまではこうした録画をYouTubeでそのまま公開できなかった。Googleが買収を検討しているとうわさされているゲーム実況のTwitchは60fpsもサポートする。
YouTubeチャンネルにファンが「いつでも、どんな利用でも」お金を寄付できる「Fan Funding」機能が利用できるようになる。現在招待制で機能をテスト中だ。興味のあるユーザーはこちらからテストへの参加を申し込める。
この他、動画の共演者にアノテーションのタグをつける「Creator Credits」、クラウドソーシングでファンが動画を翻訳するサービス、インタラクティブなアノテーション機能「Info Cards」なども発表された。
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