Google News、パブリッシャー向けアップデートツールの提供開始

Googleはニュースサービスの「Google News」に記事を掲載しているパブリッシャー向けに、ドメインやサイト名の変更、サブドメインの追加などをGoogleに連絡するためのツール「Google News Publisher Center」を、まずは米国でリリースした。

» 2014年08月05日 09時47分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは8月4日(現地時間)、ニュースアグリゲーションサイト「Google News」のWebパブリッシャー向け新ツール「Google News Publisher Center」を発表した。まずは米国でスタートし、将来的には他の地域でも利用できるようにするという。

 Google Newsは、世界中の5万以上のニュース提供元の見出しをアルゴリズムで自動集約し、読者の関心に基づいて表示するニュースサービス。基本的に、Googleがクロールして見つけた記事を掲載しており、Webパブリッシャーが手動で記事を登録することはできない。そのため、既にGoogle Newsに掲載されているメディアでも、例えばドメインを変更すると(クローラーが探せなくなるため)Google Newsから消えることがある。パブリッシャーからGoogleに変更を連絡する窓口はあるが、変更の反映に時間がかかる。

 Publisher Centerでは、Webパブリッシャーが自分で自分のメディアのドメインやサイト名の変更やサブドメインの追加、カテゴリーのラベルの変更を登録できる。最終的にその変更を反映させるかどうかの決定権はGoogleにあるが、従来よりも変更の反映が速くなるだろう。

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