Ferrariが、AppleのCarPlayを搭載した「Ferrari FF」をイタリアの顧客に納車したと発表し、公道を走りながらCarPlayを操作する動画を公開した。
伊Ferrariは9月8日(現地時間)、米AppleのCarPlayシステムを搭載した初の新型FFをイタリアの顧客に納車したと発表した。
同社の公式YouTubeチャンネルで実際に公道を走りながらCarPlayを使っている動画が公開された(記事末に転載)。
イタリアの他、日本、米国、ドイツ、英国、フランス、スイスにも輸送中という。
CarPlayは、Appleが3月に発表したiPhone(iOS 7以降を搭載)と自動車のダッシュボードを接続し、iPhoneのナビ、音楽、メール、チャットなどをダッシュボードのタッチ対応ディスプレイや専用コントローラー、あるいはSiriで操作する車載システム。
Ferrariの他、ホンダ、日産、トヨタ、Mercedes-Benzなど多数の自動車メーカーがパートナーとして名乗りを上げているが、実際の搭載車を発売したのはFerrariが最初になった。
FerrariはFFの他、「California T」にもCarPlayを搭載するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.