今夏リリースの「Windows 10」は、1Gバイトのメモリ、16Gバイトのストレージ空き容量、8インチ以上のディスプレイを搭載するPCであればインストールできる。
米Microsoftは3月18日(現地時間)、中国深センで開催中のハードウェア開発者向け会議「WinHEC」において、次期OS「Windows 10」のシステム要件を発表した。
Windows 10のシステム要件は、テクニカルプレビューに関しては既に発表済みだが、正規版についてのまとまった発表はこれが初めてだ。ディスプレイは8インチ(解像度は800×600ピクセル)以上をサポートする。
メモリは32ビットは1Gバイト、64ビットは2Gバイト必要。ストレージの空き容量は32ビットが16Gバイト、64ビットは20Gバイト必要だ。同社は16日、Windows 10では必要ストレージ容量が従来より6.6〜15.6Gバイト少なくなったと発表している。
同社はまた、Windows 10がサポートする最新SoCも発表した。米IntelのSkylake(2015年後半に登場予定)や米Qualcommの最新Snapdragonをサポートする。
スマートフォンのシステム要件も発表された。ディスプレイは3〜7.99インチ、メモリは512Mバイト(32ビットの場合)、ストレージは4Gバイト必要。アップデートのためには4Gバイト以上のSDカードが必要だ。
Windows 10のアップデートは今夏に実施される予定(具体的な日付はまだ発表されていない)。Windows 7/8/8.1のユーザーは、海賊版ユーザーも含めて無料でWindows 10にアップデートできる。
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