「GALAXY S6 Edge」は「iPhone 6 Plus」と同じ圧力で曲がる(動画あり)

“ポケットの中で曲がる”とうわさになったAppleの「iPhone 6 Plus」より0.1ミリ薄いSamsungの最新フラッグシップ端末「GALAXY S6 Edge」は、Plusと同じ約50キロの圧力で曲がり、しかもヒビが入ると米ガジェット保証サービスのSquareTradeが検証動画を公開した。

» 2015年04月06日 09時53分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 韓国Samsung Electronicsが3月に発表した最新フラッグシップ端末「GALAXY S6 Edge」の“曲がりやすさ”は、米Appleの「iPhone 6 Plus」と同じ──。ガジェット保証サービスの米SquareTradeが、専用マシン「Bendbot」での検証結果の動画をYouTubeで公開した(記事末に転載)。

 edge 2 Bendbotで圧をかけられるGALAXY S6 Edge

 iPhone 6 Plusの曲がりやすさについては、同端末の発売直後から話題になりオンラインメディアや非営利の米消費者団体Consumer ReportsなどがiPhone 6 Plus以外の端末についても検証実験の動画を公開している。

 SamsungのGALAXY S6 Edgeは、ディスプレイサイズはiPhone 6 Plus(5.5インチ)よりやや小さい5.1インチで、厚さは0.1ミリ薄い7ミリ。

 SquareTradeの曲がりやすさ判定マシンBendbotは、端末の中央に徐々に加圧していく装置。iPhone 6 Plusは110ポンド(約50キロ)の圧力で曲がり、179ポンドで起動しなくなった。

 GALAXY S6 Edgeは、iPhone 6 Plusと同じ110ポンドで曲がり、起動しなくなったのは149ポンドだった。また、iPhone 6 Plusは110ポンドでは画面は割れなかったが、GALAXY S6 Edgeはヒビが入った。

 edge 110ポンドの圧をかけた結果、ヒビが入ったGALAXY S6 Edge

 いずれにしても、体重が50キロ以上の人はズボンのポケットにGALAXY S6 Edgeを入れて上に座ったりしない方がよさそうだ。

 GALAXY S6 Edgeは、米国ではAT&Tなどが予約を受付中で、T-Mobileの一部のユーザーには既に届き始めているという。日本での発売はまだ未定だ。


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