NEC、IaaSサービスの内容を大幅拡大

利用時間課金のライセンスを導入するほか、約200種のAPIや強化版セキュリティ機能、内部統制報告書などを提供する。

» 2015年04月23日 14時24分 公開
[ITmedia]

 NECは4月23日、クラウドサービス「NEC Cloud IaaS」の内容を大幅に拡大した。ライセンスメニューの拡充やAPI、強化されたセキュリティ機能、内部統制報告書などの提供を27日から順次開始する。

 ライセンスメニューでは6月15日から、約30種のソフトウェア製品の月額固定課金ライセンスをオンラインでも販売するほか、月単位および時間単位の従量課金ライセンスを導入する。新体系ではECシステムの場合で、年間のソフトウェアコストが約半分になるという。

 APIはシステム構築や運用に関わる約200種類を4月27日から提供し、バッチ処理ジョブの容易な設定やシステム構成の早期変更といった効率化に役立てられる。セキュリティ面では作業者による不正操作をログイン履歴や作業予定などの情報と照合させて検出する新機能を追加する。

 内部統制対応ではNEC Cloud IaaSを提供する同社の神奈川データセンターが「SOC2/Type2レポート」を取得し、ユーザー企業での監査対応などの業務を支援する。

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