最新版の「Firefox 40.0.3」では2件の脆弱性に対処したほか、日本語フォント使用に関する不具合などが修正された。
Webブラウザ「Firefox 40」安定版の脆弱性などを修正した更新版が8月27日、Windows、Mac、Linux向けに公開された。
Mozilla Foundationのセキュリティ情報によると、最新版の「Firefox 40.0.3」では2件の脆弱性に対処した。このうち重要度が「最高」に区分けされた脆弱性では、「canvas」要素のサイズ変更を行う際に解放後使用問題が発生し、悪用可能なクラッシュが誘発される恐れがある。
延長サポート版の更新版となる「Firefox ESR 38.2.1」でも同じ脆弱性に対処した。
Firefox 40.0.3ではほかにも、「input」フィールドでの日本語フォント使用に関するリグレッション問題など、複数の不具合が修正されている。
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