機種変更などで新しいiPhoneにするとき、バックアップを取っていれば、短時間で簡単に復元することができます。しかし、裏を返せば危険な面も……。
先日、アップルより「iPhone 6s」が発売されました。私も今回は発売日に購入し、メイン端末として活躍中です。日本では携帯電話会社によるSIMロック解除が適用される初めてのiPhoneということで微妙に注目が集まっています。
私はここ1年ほど、AndroidとiPhoneを使い分けています。メインはiPhoneになりましたが、バッテリーの残容量が心もとなくなったタイミングでAndroid端末を取りだして使っています。また、お風呂などではAndroidの防水機能が役に立ちます。最近はどちらがいいかというよりも「適材適所だよね」と思うようになりました。
今回、私が「iPhone 6s」に機種変更をする上で、iPhoneが他のスマホより優れていると思った点が1つあります。それは「機種変更をしても1時間程度で以前の環境を引き継げる」という点です。あらかじめバックアップをとっておけば、新しいiPhoneをPC、iTunesにつなぐことで、バックアップを復元、アプリを元通り再インストールすることなどができ、きれいに環境が復元できる。これは本当に素晴らしいと思います。
思えばアップルはMacにおいても、直感的な分かりやすいバックアップの仕組み「Time Machine」が提供されており、好感が持てます。この仕組みをフルに活用するため、日ごろからiPhoneはPCでバックアップを取ることをお勧めします。そのとき、パスワードなどの情報も含めて復元できる「iPhoneのバックアップを暗号化」をチェックしておくといいでしょう。
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