AirPort向けファームウェアの脆弱性を修正する更新版が公開された。悪用された場合、リモートの攻撃者に任意のコードを実行される恐れがある。
米Appleは6月20日、ワイヤレスベースステーションAirPort(日本名AirMac)向けファームウェアの更新版を公開し、深刻な脆弱性を修正した。
Appleのセキュリティ情報によると、「AirPort Express」「AirPort Extreme」「AirPort Time Capsule」のファームウェアにDNSデータ解析に関するメモリ破損問題が存在する。悪用された場合、リモートの攻撃者に任意のコードを実行される恐れがある。
この問題は、ファームウェアの更新版となるバージョン7.6.7と7.7.7で修正された。ファームウェアの更新には、App Storeから入手できる「AirPort Utility」(OS Xではバージョン6.3.1以降、iOSでは1.3.1以降)を利用する。
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