「Xcode 7.3.1」では2件の脆弱性を修正した。悪用されればリモートの攻撃者に任意のコードを実行される恐れがある。
米Appleは開発環境Xcodeの更新版を5月3日付で公開し、2件の脆弱性を修正したことを明らかにした。
Appleのセキュリティ情報によると、更新版となる「Xcode 7.3.1」ではGitに存在する2件の脆弱性を修正した。ファイル名の処理に起因するバッファオーバーフロー問題があり、リモートの攻撃者に任意のコードを実行される恐れがあるとしている。
Xcode 7.3.1はOS X El Capitan(10.11)以降のOS Xに対応する。
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