レノボ、米沢工場からのサーバ出荷をスタート

System xシリーズやストレージなどで出荷前の特別点検やハードウェア構成の変更、ソフトウェア追加などを行う。同時に新製品なども発表した。

» 2016年06月28日 15時53分 公開
[ITmedia]

 レノボ・ジャパンは6月28日、NECパーソナルコンピュータの米沢事業場からサーバやストレージ製品などの出荷を開始したと発表した。併せて統合型システムの新モデルなども発表している。

 米沢事業場から製品出荷については、2014年10月に検討を始め、今年4月には「サーバ製品付加価値サービス」として提供することを発表していた。同サービスは、IBMから継承したSystem xやConverged HX Series、Flex System、NeXtScale、ストレージを対象に、米沢事業場で出荷前の特別点検(外観や内観テスト、故障診断プログラムの実行など)やハードウェアの構成変更(RAID構成やCPU換装、メモリおよびHDDの組み換え)、ソフトウェアの追加インストールなどを有償で実施する。

米沢事業場から製品出荷は「Made in Yonezawa」プロジェクトとして進められてきた(写真は2014年の構想発表時)

 新製品では、Nutanixのソフトウェアと組み合わせたハイパーコンバージドシステム製品「Lenovo Converged HX 3000シリーズ」の1Uモデル「HX3310」や、ソフトウェアデファインドストレージの「Lenovo Storage DX8200N」「Lenovo Storage DX8200C」などを投入している。

Lenovo Storage DX8200シリーズ

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