テキサス州ダラスで土曜の深夜、市内156カ所に設置されている緊急警報用サイレンが鳴り続けた。約2時間後に当局が停止し、外部からのシステムへの侵入が原因と発表した。
米テキサス州ダラス市で4月7日深夜(現地時間)、市内156カ所に設置されている緊急警報用サイレンが鳴り続けた。マイク・ローリングス市長は自身のFacebookページで、原因は市の緊急通報システムへのサイバー攻撃だったと発表した。原因を解明して犯人を突き止めるとしている。
市の8日の発表によると、サイレンは7日夜の11時42分に鳴り始め、8日午前1時17分に市の緊急事態管理当局が停止させた。米The Vergeによると、サイレンは90秒おきに15回鳴り続けたという。
ダラス市は問題発生中、公式Twitterでサイレンを停止するまで最長3時間かかるが、この件で911(警察への緊急電話番号)に電話しないよう市民に呼び掛けた。その時点で911への電話が殺到し、2分以上待たせる状態だとしていた。
市はセキュリティ上の理由からシステムへの侵入の手口については説明できないが、侵入はダラス市内から行われたと語った。サイレンのシステムが復旧し次第、公式TwitterおよびFacebookページで告知するとしているが、本稿執筆現在、まだ発表はない。
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