位置情報の投稿などから、会社の方針などの機密が第三者に推測される可能性があります。
SNSを通じ、企業の機密情報が漏えいする事例が増えています。その中の1つに、「社員がネット上に投稿する位置情報」のリスクがあります。
これは、SNSには投稿者の現在地の位置情報を投稿できる「チェックイン」という機能があり、出張や商談などでの移動時に「どこどこへ行った」と位置情報を投稿してしまうものです。こうした断片的な投稿から、投稿する人の立場や人間関係などを通じ、会社の方針などが競合他社の社員などの第三者から推測される可能性があります。
普段から機密情報を漏えいさせないと気を付けていても、出張時にうっかり投稿した内容がもとで漏えいさせてしまうかもしれません。仕事に関することは、ネットに投稿しない方が安全です。自分が公開しようとしている情報が、他人や所属する組織にどんな影響を及ぼすか、慎重に考えることが大切なのです。
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