VAIOが法人向けモデル「VAIO Proシリーズ」に、Windows 7などのOSを選択可能な13.3型ノートPC「VAIO Pro PB」を追加した。
VAIOは2017年11月27日、法人向けノートPCの13.3型スタンダードモデルとして「VAIO Pro PB」を追加し、同日から受注を開始した。同社直販の価格は9万9800円〜(税別)となっている。
VAIO Pro PBは、Intelの第6世代Coreプロセッサーと、1920×1080ピクセル表示に対応した13.3型液晶ディスプレイを備えたスタンダードなノートPCだ。同型の液晶ディスプレイを備えた「VAIO Pro PG」と異なり、OSに64ビット版/32ビット版のWindows 7 Professional(SP1)を選べるようになった(64ビット版のWindows 10 Pro/Homeも選択可)。また、VAIO 導入支援サービスでは特定用途向けOSのWindows 10 IoT Enterprise LTSB(Long Term Servicing Branch)も用意されている。
なお、バッテリー駆動時間はWindows 10選択時で約10.2時間〜11時間、Windows 7選択時で約8.3時間〜9.9時間となっている。
ストレージはSSD(128GBか256GB)を搭載し、OPAL 2.0準拠の暗号化機能付きSSDなども選択できる。その一方、VAIO Pro PGのようにSIMロックフリーLTE内蔵モデルは用意されず、英語キーボードや指紋認証機能が選べないほか、ボディーカラーもブラックのみとなる。
ボディーサイズは約322(幅)×216.5(奥行き)×13.2〜17.9(高さ)mm、重量は約1.09kgと、VAIO Pro PGにほぼ等しい。また、インタフェースは3基のUSB 3.0、SDメモリーカードスロット、HDMI/アナログRGB出力、有線LANと従来シリーズを踏襲しているが、ヘッドフォン端子の配置が異なる。
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