この記事を最初に読んだときは、「そうなのかなぁ」と思いましたが、その先にスマホがあるのだとすれば、話はだいぶ違います。先の記事にも書いたように、Microsoftは、iPhoneより遙か昔からモバイルデバイス(スマホ?)に取り組んでいます。しかし、成功できなかった。当時のMicrosoftにはできなかったことをAppleが成し遂げたわけですが、今のMicrosoft(生まれ変わったMicrosoft)であれば、可能性はかなり高くなっているように思います。
今のMicrosoftは、Windowsを前面に押し出すことはやめましたが、相変わらずクラウドからIoTまでの幅広い分野で製品を展開しています。その中で欠かけている最大のピースがスマホなのです。
そして、この件でどうしても出てこざるを得ないのが、x86互換の話です。いまさらx86互換なんかなくてもよさそうなものですが、やはり古くからのWindowsユーザーにはどうしても捨てられないツールが1つや2つはあるもので、それが使えるかどうかはやはり非常に気になります。
この“オタク的”要望をかなえるために、どれだけのコストがかかるかは分かりませんが、いまのところMicrosoftはサポートの方向で考えているようですし、これは非常に待ち遠しい。
たくさん売れるかどうかは分かりませんが、欲しがる層は確実にいるようです。
私も、このサイズでWin32アプリが動くなら欲しいですね。
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