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» 2019年05月28日 07時00分 公開

半径300メートルのIT:WindowsマシンとiPhoneを“力の限り併用”する方法を、仕事しながら検証してみた (1/3)

仕事を支える“相棒”ともいえるPCやスマートフォン。ある日慣れた機種が突然使えなくなっても、WindowsとAppleを両方、それも同時に使うことで回復できないか――? そんな検証を全力でやってみました。

[宮田健,ITmedia]

 多くの人にとって、PCやスマートフォンなどのデバイスは、仕事を支える“相棒”です。自分で機種を選べるのであれば、「Windowsマシンか、それともApple製品か」どちらかを選ぶ読者は多いのではないでしょうか。

 もちろん、2つのうち、最初から選択肢がはっきりしている場合もあるでしょう。ただし、どちらも異なる特長を備えているのだから、いっそ「良いとこ取り」する使い方はできないか?――今回は、そう考えた私ができる限りの使い方を検証した話です。


 メインのPCとして、ずっとAppleの「MacBook」を使っていた私。気が付けば購入から3年が経過し、延長保証が切れてしまいました。MacBookシリーズを利用している方ならご存じでしょうが、キーボードが根本的な問題を抱えているのか、2019年5月に発売されたばかりの新製品さえキーボード修理プログラムに含まれているという、ユーザーからすると複雑な印象を受ける状況です。

 そんな事情もあり、私はMacBookの新モデル発表を待つ代わりに、手ごろなWindowsマシンとしてMicrosoftの「Surface Go」を購入。“たまに”利用していました。2019年5月にMacBookの保証が切れたため、外出時はこちらをメインにしようと頑張っています。

 というわけで、“日用品”と化したPCに対してこだわりを持ち続けると多様性がなくなるので、なるべく機種を選ばずとも仕事ができるようにしたかったのですが……。ある課題がありました。それは“スマートフォンとの連携”です。

意外と便利だった「AirDrop」と「Handoff」が、使えなくなってしまう危機に……!

 Windowsに移行すると、普段何げなく使っていたApple製品に搭載された機能の便利さに気付かされます。私の場合、特に必須だったのは「AirDrop」と「Handoff」でした。

 AirDropとは、iPhoneとmacOSとのあいだで、簡単なファイルのやりとりを行うもの。例えばiPhoneで撮影したメモを、macOS内のドキュメントに貼り付けるため、写真をさっと転送できます。Handoffも似たような連携機能で、例えばiPhoneで見ているWebサイトを、macOS側でも開けます。さらに、iOSとmacOSでクリップボードを共有できるので、iPhoneで調べ物した結果をmacOS側にコピペできるのです。1つのベンダーで製品をまとめると、こういう利点があるのですね。

 残念ながら、OSをまたぐと、こうした機能を再現するのはなかなか難しくなります。当初はこの“今まで何げなくやっていた作業”が変化してしまうことでリズムが狂ってしまい、「ちょっと重くても、仕方ないからMacBookを持ち歩くか……」と考えてしまいました。

「WindowsとiOSを無理やり仲良くさせる」大作戦を開始

 しかし、そうも言っていられません。保証が切れたこと、そしてもっと機種や機能の多様性を考えた結果、「今までApple製品でできたことを、無理やりにでもWindowsマシンで可能にできないか」と考え、今回は自分のiPhoneとSurface Goを実験台に、いろいろと試してみました。さてその行方は……?

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