隠しプラグインが仕込まれたスマートフォンは、迷惑な広告がしつこく表示され電話をかけることも他のアプリを使うこともできず、ほとんど使用不能状態になった。
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米セキュリティ企業のLookoutは6月4日、Googleの公式アプリストア「Google Play」で提供される多数の人気アプリに、迷惑な広告を表示させるプラグイン「BeiTaPlugin」が隠されていると伝えた。
スリープ状態でもロック画面に動画や音声の広告を表示させ、スマートフォンをほとんど使用不能状態にしてしまう。Lookoutによれば、BeiTaPluginが仕込まれたアプリは238本、インストール件数は合計4億4000万件に上った。
BeiTaPluginの作者は、AESを使った暗号化やファイルの名称変更といった巧妙な手口を使ってプラグインの存在を隠そうとした。
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