Outlookの脆弱性突くマルウェアが横行、米サイバー軍が警戒呼び掛け

Outlookの既知の脆弱性を突くマルウェアが出回っているという。FireEyeは、特定のハッカー集団が関与しているとの見方を示した。

» 2019年07月04日 10時30分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

 米国サイバー軍(USCYBERCOM)は2019年7月3日、「Microsoft Outlook」(以下、Outlook)に存在する既知の脆弱(ぜいじゃくせい)性「CVE-2017-11774」を突くマルウェアが出回っていると伝えた。複数の新手のマルウェアを、無料でウイルススキャニングを行えるWebサイト「VirusTotal」に投稿し、警戒を促している。

専門家はハッカー集団「APT33」関与の可能性を指摘

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