デジタルワークスペースの使い方が多様化、IDC Japanがクライアント仮想化市場の動向調査

クライアント仮想化を導入している企業の72.7%が、デジタルワークスペースを利用していた。活用範囲は拡大傾向にあり、IDC Japanは「効果的なデジタルワークスペースの使い方が浸透してきた」としている。

» 2019年07月12日 08時43分 公開
[ITmedia]

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 IDC Japan(以下、IDC)は2019年7月11日、国内クライアント仮想化市場の動向に関するユーザー調査の分析結果を発表した。IDCは「多くの企業でデジタルワークスペースの利用が進み、”ビジネス課題に対する効果的な使い方”が浸透してきた」と分析している。

 今回の調査では、ユーザー企業の経営課題やビジネス課題に対するデジタルワークスペースの貢献度を分析した。「デジタルワークスペースが経営課題やビジネス課題の解決に貢献できた」と回答したIT管理者は2018年よりも増え、6割以上となった。一方で、デジタルワークスペースの効果を「分からない」と回答したIT管理者は2018年と比べて大きく減少し、20%台になった。

国内クライアント仮想化市場の動向に関するユーザー調査の分析結果より 国内クライアント仮想化市場の動向に関するユーザー調査の分析結果より(出典:IDC Japan)

デジタルワークスペースや次世代技術はどの程度浸透しているのか?

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