IaaS攻撃の実践に挑む、Microsoftが「Azure Security Lab」の参加者募集

セキュリティ研究者に「Azureの脆弱性を悪用する場」を提供し、Microsoftの専門家と直接対決する機会も設ける。

» 2019年08月06日 11時01分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 Microsoftは2019年8月5日、同社が提供するクラウドサービス「Microsoft Azure(以下、Azure)」のハッキングエミュレーション環境「Azure Security Lab」を構築し、参加者を募ると発表。同時に、Azureの脆弱(ぜいじゃく)性を発見した研究者に対しての賞金をこれまでの2倍に引き上げ、最高4万ドル(約424万円)とすることも発表した。

Microsoftは脆弱性を報告した研究者に対し、賞金を贈呈している Microsoftは脆弱性を報告した研究者に対し、賞金を贈呈している(出典:MSRC

 Microsoftによると、Azure Security LabはIaaS(Infrastructure as a Service)に対する攻撃を研究者に試してもらうことを目的に、顧客向けのAzureとは切り離した専用のセキュリティ環境として構築している。

シナリオ課題の賞金は、最高30万ドル

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