医師や看護師の「燃え尽き症候群」を減らす、医療ITベンダーの挑戦プレミアムコンテンツ

米国の医療業界では「電子カルテ疲れ」が医療従事者の燃え尽き症候群の原因になっていると考えられている。医療ITベンダーは、簡便で使いやすいUIの開発や仮想アシスタント技術の活用によって、この問題の解決を目指している。

» 2019年08月09日 08時00分 公開
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 米国の医療業界では「EHR(電子カルテ)疲れ」が、医療従事者の「燃え尽き症候群」の大きな原因になっていると見なされている。専門家たちは、医療現場が大規模な医療ITシステムに丸ごと飲み込まれてしまうことで自律性が損なわれ、医師がフラストレーションを溜め込むことが主な要因だと考えている。もともと現場の医療従事者には過剰な仕事量の問題があり、電子カルテの入力インタフェースの煩雑さが非効率な業務に拍車をかけている。

 多くの医療ITベンダーは、医療従事者の燃え尽き症候群と過労の問題と真摯に向き合い、使いやすさやユーザーエクスペリエンスを重視したシステム開発に取り組んでいる。看護師の退院指導業務を助けるツールとしての「バーチャル看護師ソフトウェア」も登場した。Boston Medical Centerで750人を超える患者を対象に実施したテストでは、このソフトウェアに対して高い患者満足度が示されたという。

 本稿では、医療従事者の燃え尽き症候群問題に取り組む医療ITベンダーの取り組みを紹介し、解決の糸口となるであろう新技術の動向を追う。

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