データ活用によるオープンイノベーションでビジネス価値創出を支援――「丸の内データコンソーシアム」が設立(1/2 ページ)

三菱地所と富士通は、業種を超えたデータ活用で新たな価値や新事業の創出を目指す「丸の内データコンソーシアム」を設立。参画する企業や組織が、アイデア創出からフィールド検証まで一貫して取り組めるように多角的に支援する。

» 2019年09月13日 09時15分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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Photo 富士通サイト内「丸の内データコンソーシアム」。参加を検討する企業・組織向けに、コンソーシアムの説明会を2019年10月に予定しており、詳細は順次掲載予定となっている

 三菱地所と富士通は2019年9月12日、東京・丸の内エリアにおいて、データ活用を通じて街や社会における新たな価値や事業の創出を目指する共創コミュニティー「丸の内データコンソーシアム」の設立を発表した。

 設立に合わせて、コンソーシアムに先行して参画している東京大学やソフトバンクなど、企業8社の協力の下、データを保有する企業や街づくりに取り組む組織などを対象に、コンソーシアムに参加する企業や組織の募集を開始する。

丸の内データコンソーシアムが目指すイノベーションとは?

Photo 「丸の内データコンソーシアム」の活動イメージ図

 丸の内データコンソーシアムでは、参画する企業や組織が、アイデア創出からフィールド検証まで一貫して取り組めるように、ワークショップやセミナーなどを開催するとともに、データ流通・利活用基盤の提供や、データサイエンティストによるデータ分析支援を行い、併せて実証実験や新ビジネス創出を支えるため、多様な企業とのチャネルを提供する。

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