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» 2019年09月18日 07時00分 公開

半径300メートルのIT:「偉い人」のITリテラシーを嘆く前に考えるべきこと (1/3)

「PCを使ったことがない」「YouTubeチャンネルの高く評価したリストに不適切な動画」「公式サイトが表示できない」……などなど、業界的にはインパクトの大きいIT担当大臣が話題です。しかし、人のITリテラシーを嘆いたり笑ったりする前に、ちょっとわが身を省みてみませんか?

[宮田健,ITmedia]

 内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当)として、自民党の竹本直一氏が初入閣したことが話題になっています。

 何かと話題の多い組閣ではありましたが、その中でも竹本氏は、記者会見においてIT業界的には大変キャッチーな発言があったため、一斉にマスコミのターゲットにされてしまった感があります。

 個人的には、以前も話題となった「PCを使ったことがない」発言に関しても、発言そのものの是非よりも、その後どう活動したかに注目すべきだと思っています。

 今では素晴らしい教本もありますので、周囲の有能なブレーンとともに、この国の科学技術がよりよい方向に向かうような指示をしてくれることに期待しています。

YouTubeの「お気に入り」が勝手に公開されている?

 竹本氏については就任直後にさまざまな報道がありましたが、早速1つ、学ぶところのあるニュースを見つけました。

 ITmediaニュースの記事によると、竹本氏の公式YouTubeチャンネルで「高く評価したリスト」が公開状態になっており、その中には不適切な動画が含まれていたということが明らかになったとあります。

 私はこれを読んで、恥ずかしながら「そんなものが公開状態になっていたとは!」と驚きました。実際に私が持っているYouTubeチャンネルを確認したところ、高く評価したリストがしっかりと公開状態になっていました。幸い、とんでもない動画は入っていませんでしたが、自分が認識していない情報が公開されているのは、ちょっと冷や汗が出ますね。

 かつてはインターネットとPCの脅威といえば、コンピュータウイルス(現在では「マルウェア」)がその中心にありました。ウイルス対策/マルウェア対策の有無が、そのままセキュリティ対策をしているか否かと直結していたといえるでしょう。最近ではそこにフィッシング対策や、マルウェアの一部であるランサムウェア対策としてのバックアップなどが加わりました。

 そして現在、クラウドを活用する時代のなかでは「設定」も重要なセキュリティ対策の一つになっています。より具体的には、「設定ミス」や「意図せぬ設定」という脅威への備えです。

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