NTTコミュニケーションズは、ビジネス文書のAI自動翻訳サービス「COTOHA Translator」の機能を拡充した。標準対応の2言語に加え、新たに11言語に対応する「多言語オプション」と、契約書や法務文書の翻訳精度を向上させる「契約書・法務オプション」を追加した。
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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2019年9月27日、ビジネス文書の自動翻訳が可能なAI翻訳プラットフォームサービス「COTOHA Translator」に、標準対応の英語と中国語(簡体字)に加えて新たに11言語に対応する「多言語オプション」と、契約書などの翻訳精度を高められる「契約書・法務モデルオプション」を追加し、2019年10月1日から提供を開始する。
COTOHA Translatorは、脳の神経回路を模したニューラルネットワークを用いた機械翻訳技術「ニューラルマシントランスレーション(NMT)」と、NTTグループの日本語解析技術、NTTグループのみらい翻訳と情報通信研究機構(NICT)が共同開発した翻訳エンジンを活用した翻訳サービス。
海外企業との取引、外国籍社員との情報共有、海外レポートの情報収集といったグローバル化が進むビジネスシーンで利用できる水準の高精度な翻訳をうたっており、英語翻訳ではTOEIC 960点以上に相当するという。
また、「PowerPoint」などのMicrosoft Office形式のファイルやPDFファイルをドラッグ&ドロップすることで、元のレイアウトのまま短時間で翻訳できる機能なども備えている。
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