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» 2019年10月08日 07時00分 公開

半径300メートルのIT:国際会議や取材で大活躍の文字起こしツール、Otterの機能と注意点は? (1/2)

多くの日本人エンジニアを悩ませる「英語」。筆者も例にもれず、同時通訳なしの講演や英語でのテレカンに参加する際の緊張感と疲労といったら相当なものです。今回は心強いツールに助けられたものの、注意すべき点も忘れてはいけません。

[宮田健,ITmedia]

 先週、McAfeeの取材協力により、ラスベガスで開催されたイベント「MPOWER」に参加してきました。海外のイベントということで当たり前ですが全編英語、当然同時通訳などもなく、とにかくヒアリングに集中し、途切れることのない英語の洪水を浴び続けるというお仕事です。

photo 今回のイベントでは、パウエル元国務長官、オルブライト元国務長官が登場するパネルディスカッションがありました。非常に専門的な用語が飛び出す会話だったのですが……。

 私の英語力は、多くの日本人同様「聞けるけれど、しゃべれない」レベル。2時間30分の基調講演をレポートするには、とにかく集中力が勝負の鍵でした。が、今回は大丈夫。強い味方「Otter」があります。

文脈まで読み取って単語をテキスト化する「Otter」が便利すぎる!

 Otterは、英語の音声をテキスト化するサービスです。講演や会議などをOtterのスマートフォンアプリで録音すると、クラウド上でリアルタイムにテキスト化してくれます。英語が苦手な日本人にとって、大変ありがたいサービスです。

Otter Otter(https://otter.ai/

 もしかするとこれだけでは、単なる(?)音声認識サービスのように思われるかもしれません。しかし、一度このアプリを入れて、例えばTEDのような英語講演をPCで再生し、それをアプリで聞き取らせてみれば、すぐにその便利さが分かると思います。

 非常に面白いのは、一度認識された単語が後からグリグリと修正されていくこと。おそらく文脈を読み取るアルゴリズムが働いているのだと思われます。さすがに100%とはいかないものの、かなりの精度でテキスト化できることが分かるでしょう。

 一度テキストになってしまえば、後は全文をGoogle翻訳にかけるもよし、分からない単語を個別に辞書で調べるもよし。このサービスがあったおかげで、今回の取材は非常に楽に、というか「集中力が途切れても、テキストのバックアップがあるからなんとかなる」という状況になりました。

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