2要素認証用の電話番号などが広告目的で利用可能な状態に Twitter発表

ユーザーがセキュリティ目的で登録する電話番号とメールアドレスを、ターゲティング広告に利用できる状態になっていた。現在は対処済みとして、問題の規模や原因については明らかにしていない。

» 2019年10月09日 13時47分 公開
[柴佑佳ITmedia]

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 Twitter社は2019年10月8日(日本時間9日)、同社が提供するSNS「Twitter」において、ユーザーが認証情報として登録した電話番号やメールアドレスが「広告目的に不注意に使用された可能性がある」と発表した。同社は次のように述べ、ユーザーの情報は同社のパートナー企業へ渡っていないと伝えている。

9月17日をもって、Twitterは上記の問題に対処すべく、安全とセキュリティ上の目的で収集された電話番号やメールアドレスを今後一切、広告目的に使用しないものとします。

報告 公式サイトでセキュリティ情報が不正利用されていた可能性を報告した(出典:Twitter)

 Twitterの発表によれば、特に「テイラードオーディエンス」と「パートナーオーディエンス」において、ユーザーの認証情報が広告目的で利用されていた可能性がある。

テイラードオーディエンスとパートナーオーディエンスって?

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