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» 2019年10月30日 09時00分 公開

特集:サブスクリプション×DX:転換期の「一時的な収益悪化」を乗り越えるのは、経営者の決断だ! (1/3)

サブスクリプション型ビジネスは、企業に大きなメリットをもたらす。しかし、そのメリットを獲得するまでの課題も多い。他社よりも先にサブスクリプションビジネスの収益化を実現し、次世代のリーダー企業となるために必要なものとは?

[吉村哲樹,ITmedia]

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 2019年10月3日、京王プラザホテル(東京・新宿)にてアイ・ティ・アール主催のイベント「IT Trend 2019」が開催された。同社でリサーチ統括ディレクター プリンシパル・アナリストを務める金谷敏尊氏によるセッション「サブスクリプション・ビジネスの推進に向けて」では、近年あらゆる業界で注目を集めるサブスクリプションについて、近年の動向や課題解決のヒントなどの紹介が行われた。

「サブスク」が企業にもたらす価値とは?

 近年、あらゆる業界においてサブスクリプション型のビジネスモデルが注目を集めている。サブスクリプションとは、定期利用や加入者契約、会員制といった「継続利用を前提としたサービス提供型のビジネスモデル」のことを指す。金谷氏は、サブスクリプションタイプのビジネスモデルについて「まだ成熟しておらず、あちこちでカオスな状況が散見されます」と前置きしながらも、「あらゆる業界において、サービス化の機運が高まっています」と現在の状況を説明する。

 同氏はこうした潮流の背景について、「一国の経済は成熟するにつれ、第一次産業、第二次産業中心の産業構造から、サービス業主体の第三次産業中心へとシフトしていく傾向があります。従って、先進国においてサービス産業が経済の中心を占めるようになり、サービス提供型のビジネスモデルが台頭するのは自然な流れだと言えます」と述べた。

(出典:ITR)

 金谷氏によれば、サブスクリプションのビジネスモデルは企業にとって、3つのメリットがあるという。

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