農作物の最適な出荷時期は? 栽培データと気象データから地域別予測モデル NTTデータとJSOL

NTTデータとJSOLは、農作物の出荷予測コンサルティングサービスの提供を始める。農作物の生育状況や累積気温などのデータから出荷時期に影響を与える要因を分析し、出荷予測モデルを構築する。

» 2020年04月27日 07時46分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 NTTデータとJSOLは2020年4月24日、農作物に適した出荷予測モデルを設計するコンサルティングサービスの提供を開始すると発表した。農作物の産地における過去の栽培実績データや気象データなどを統計分析して、産地全体の生育傾向をモデル化する。

出荷予測モデルの活用イメージ 出荷予測モデルの活用イメージ(出典:NTTデータ)

 農作物の栽培は天候に大きな影響を受け、収穫量や出荷時期が年によって変動する。そのため価格変動が大きく、農家の所得への影響が大きいことが課題となっていた。NTTデータとJSOLはこの課題の解決を目的に、統計分析による出荷予測の実現に向けて2019年6月から実証実験を実施してきた。

農協向けクラウドサービスと連携、出荷量やタイミングを予測

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ